画像トリミング

写真の残したい部分を選んで切り抜き。自由な範囲や円形のほか、1:1・16:9・9:16・4:3・3:4・3:2・2:3・4:5の比率を指定できます。

画像をここにドロップ、またはクリックして選択タップして画像を選択JPG・PNG・WebP・HEICファイルを選択

トリミングは、画像の周囲を取り除いて必要な範囲だけを残す編集です。残したい部分に枠を合わせ、ドラッグで移動し、角を引いて大きさを調整してから切り抜きます。YouTubeのサムネイルなら16:9、ストーリーズやリール、TikTokなら9:16、インスタの縦長投稿なら4:5、Pinterestのピンなら2:3、写真プリントなら3:2や4:3と、使い道に合わせて縦横比を固定できます。比率を決めずに自由な範囲で切り抜くこともできます。完全な円形のプロフィール画像なら「円形」を選べば、四隅を透明にしたPNGで保存できます。

切り抜きは画面上のプレビューではなく、元のファイルから元の解像度のまま行います。PNGとWebPは透明部分を保つので、透過PNGを背景が白くならないままトリミングしたいときにも使えます。処理はすべてブラウザ内で行い、画像をサーバーにアップロードしません。アカウント登録や透かしの追加もありません。

画像トリミングの手順

  1. 画像を追加

    JPG・PNG・WebP・HEICの画像をドロップするか、クリックして選びます。開いた画像には最初から切り抜き枠が表示されます。

  2. 比率を選んで範囲を調整

    縦横比で「自由」「円形」または8種類の比率を選び、枠の内側をドラッグして移動し、角を引いて大きさを変えます。三分割の補助線が構図決めに役立ち、選択範囲の実際のピクセル数がその場で表示されます。キーボードではTabで枠を選び、矢印キーで動かせます。

  3. 切り抜いて保存

    「画像を切り抜く」を押します。切り抜いた画像が新しいサイズと容量とともに表示されるので、確認してダウンロードします。

16:9・9:16・4:3・3:2など比率を指定してトリミング

縦横比(アスペクト比)は、画像の形を「横:縦」で表したものです。16:9は横16に対して縦9という意味で、ピクセル数には関係ありません。1280×720のサムネイルも3840×2160の4K画像も、どちらも16:9です。比率を選ぶと切り抜き枠がその形に固定され、ドラッグしても大きさと位置だけが変わり、比率は崩れません。

比率は横長と縦長が対になっています。16:9はワイド画面、9:16はそれを縦にした形で、スマホの全画面動画に使われます。4:3は多くのスマホカメラで撮れる写真の形、3:4はそれを縦に構えた写真です。3:2は一眼カメラの定番の横長、2:3はその縦長です。4:5は正方形より少しだけ縦長な形で、インスタの縦長投稿に使われます。1:1は正方形です。

比率を選ぶと、枠は画像の中央に、先に端に届く辺の90%の大きさで描き直されます。そのため、比率を先に選んでから位置を合わせてください。写真をできるだけ多く残したいときは、角を画像の端まで引き広げます。4032×3024のスマホ写真なら、16:9で最大4032×2268、3:2で最大4032×2688、9:16で最大1701×3024、4:5で最大2419×3024まで切り抜けます。

比率が決めるのは形で、ピクセル数ではありません。1080×1920のような決まったサイズが必要なときは、ここで9:16に切り抜いてから画像サイズ変更で1080×1920にします。形がすでに一致しているので、つぶれたり二度切れたりしません。一覧にない形(L判や2L判のおよそ5:7、インスタ横長投稿の1.91:1、A4用紙の√2比など)は「自由」を選び、ピクセル表示を見ながら合わせます。

PNGを透過したままトリミングする

PNGを入れるとPNGで保存されます。選択範囲内の透明・半透明のピクセルはそのまま残るので、ロゴやアイコン、スタンプ、切り抜き素材の背景が白や黒になることはありません。透明部分のあるWebPも同じです。PNGは劣化しない形式なので、残した部分は元のファイルとまったく同じで、透過PNGをトリミングしても何も失われません。

プレビューの背景の市松模様は、透明な部分を示しています。ロゴや商品の切り抜き画像のまわりにある余分な透明の余白を、端ぎりぎりまで取り除くと、スライドやデザインの中で位置をそろえやすくなります。輪郭のなめらかな部分は少しずつ透明になっているので、数ピクセルの余白を残すのがおすすめです。

トリミングしたPNGはピクセル数が減るぶん小さくなるのが普通ですが、ときどき元より大きくなることがあります。ブラウザは32ビットのフルカラーで保存する一方、元のPNGが256色のパレット形式で保存されている場合があるためです。そのときは画像圧縮で容量を減らせます。なお、トリミングだけでは白い背景は透明になりません。背景を透明にしたい場合は、先に背景透過ツールなどで背景を消してから、ここでトリミングしてください。

インスタ・TikTok・YouTube・Pinterest向けに切り抜く

SNSにはそれぞれ決まった表示枠があり、合わない画像はアプリ側で自動的に切り取られます。たいてい中央で切られるため、頭や文字が欠けることもあります。先に自分でトリミングすれば、どこを残すかを自分で決められます。

インスタグラムは、正方形投稿が1:1(1080×1080)、縦長投稿が4:5(1080×1350)で、フィード上でいちばん大きく表示されます。ストーリーズとリールは9:16(1080×1920)です。ストーリーズでは上端にプロフィール名、下端に返信欄が重なるので、顔や文字は上下の端から離して配置しましょう。正確なピクセル数に仕上げるなら、切り抜いたあと画像サイズ変更で1080×1350や1080×1920を入力してください。

TikTok、YouTubeショート、Facebookのストーリーズも9:16です。YouTubeのサムネイル、動画のカバー、プレゼンのスライドは16:9なので、ここで切り抜いてから画像サイズ変更で1280×720に合わせます。Pinterestでは1000×1500のような縦長の2:3のピンがよく使われます。

Discord、X、LinkedIn、LINE、WhatsAppなど多くのサービスのアイコンは、正方形でアップロードして円形で表示されます。顔を中央に置き、周りに少し余裕を持たせて1:1で切り抜くか、「円形」を選んで丸いアイコンでどこが残るかを確認しましょう。

画像を円形に切り抜く方法

縦横比で「円形」を選ぶと、枠が正方形に固定され、円として表示されるので、残る範囲がそのまま見えます。顔やロゴに枠を合わせ、角を引いて大きさを決めてから「画像を切り抜く」を押します。

結果は円の外側が本当に透明なPNGになり、どんな背景の上にもきれいに重なります。丸いプロフィール画像、アイコン、円形のロゴやステッカーに使えます。JPGは透明を保存できないため、元がJPG写真でも円形の切り抜きは必ずPNGで保存され、元の写真より容量が大きくなることがあります。

ピクセルやcmでサイズ指定してトリミングするには

トリミングは周りのピクセルを取り除くだけで、残った部分には手を加えません。サイズ変更は画像全体を残したまま、別のピクセル数で描き直します。横長の写真を1080×1080の正方形にしたいときは、まず1:1でトリミングしてから正方形をサイズ変更します。長方形をいきなり正方形にサイズ変更すると、中身がつぶれてしまいます。

切り抜き枠の実際のピクセル数が表示されるので、「自由」で目安のサイズに合わせ、最後の数ピクセルは矢印キーで微調整できます。正確な数値が必要なら、正しい比率で切り抜いたあと画像サイズ変更で幅と高さを入力してください。小さく切り抜いた画像をあとから拡大しても細部は戻らないので、できるだけ大きな元画像から始めましょう。

cmで指定したい場合は、解像度(dpi)からピクセル数を計算します。ピクセル数=cm÷2.54×dpiです。履歴書などの証明写真の縦4cm×横3cmは、300dpiで約354×472ピクセル、比率は3:4です。3:4で切り抜いてから354×472にサイズ変更すれば、印刷したときにその大きさになります。

画像のどこも失わずに形だけ変えたいなら、トリミングは向いていません。画像引き伸ばしで画像を伸ばして形を埋めるか、画像サイズ変更の「全体を収める」で余白を付けて写真全体を残す方法があります。

画質・保存形式・メタデータ

拡大縮小は行わず、選んだ範囲を元の解像度のままコピーするので、トリミングした画像は元と同じ鮮明さです。4000×3000の写真の4分の1を切り抜けば、2000×1500の画像になります。

保存形式は元の形式のままです。JPGはJPG、PNGはPNG、WebPはWebPで保存されます。PNGは劣化なしで保存されます。JPGとWebPは画質92%で保存し直すため、写真では見分けがつかない程度の差です。ただし同じJPGを何度もトリミングし直すと、保存のたびに少しずつ圧縮が重なるので避けましょう。iPhoneのHEIC写真は、ブラウザがHEICで書き出せないためJPGで保存されます。

切り抜いた画像は新しく描き直すため、Exif情報やGPSの位置情報などカメラのメタデータは引き継がれません。写真を公開する前に知っておくと安心です。SVG・GIF・PDFはこのツールでは開けません。SVGはお使いのベクター編集ソフトで、PDFは閲覧アプリでPNGなどの画像に書き出してからトリミングしてください。

Mac・Windows・iPhone・Excel・Keynoteでのトリミングとの違い

Macではプレビューで範囲を選び、「ツール」メニューの「切り取り」(⌘K)でトリミングできます。iPhoneとMacの「写真」、Androidの「Googleフォト」、Windowsの「フォト」や「Snipping Tool」にもトリミング機能があります。Excelでは画像を選んで「図の形式」タブの「トリミング」、Keynoteでは画像をダブルクリックしてマスクを調整します。

ただしExcelやKeynoteのトリミングは、その資料の中での表示を隠しているだけで、画像ファイルそのものは変わりません。切り抜いた画像を別の場所でも使いたいときや、アプリにない4:5や9:16の比率が必要なとき、透過PNGを透明のまま切り抜きたいとき、インストールできない会社のパソコンを使っているときは、このページが便利です。フリーソフトを入れなくても、スマホ・タブレット・パソコンのブラウザでそのまま使え、ファイルが端末の外に出ることはありません。

縦横比と主な用途

表の比率はすべてツールのボタンとして選べます。描く前に選ぶと、ドラッグしても枠はその形のまま固定されます。ピクセル数はよく使われる例です。比率で切り抜いてから、必要に応じてサイズ変更してください。

比率形サイズ例(px)主な用途
1:1正方形1080×1080アイコン、正方形の投稿、アバター、ジャケット画像
16:9ワイド1920×1080YouTubeサムネイル、スライド、デスクトップ壁紙、テレビ
9:16縦長の全画面1080×1920ストーリーズ、リール、TikTok、YouTubeショート、スマホ壁紙
4:3標準の横長4032×3024スマホやコンパクトカメラの写真、iPadの画面、4:3のスライド
3:4標準の縦長3024×4032縦向きのスマホ写真、縦4cm×横3cmの証明写真
3:2一眼カメラの横長6000×4000一眼レフ・ミラーレスの写真、KG判(4×6インチ)のプリント
2:3縦長1000×1500Pinterestのピン、縦向きのプリント、ポスターや本の表紙
4:5やや縦長1080×1350インスタの縦長投稿、六切り(8×10インチ)のプリント
自由任意の長方形描いたとおりスクリーンショット、スキャン画像、資料、余白の除去
円形正方形から作る円400×400丸いプロフィール画像、アイコン、円形ロゴ(PNGで保存)

こんなときに使えます

  • プロフィール画像

    1:1や円形で切り抜き、顔が中央に収まるようにします。サービス側に構図を任せずに済みます。

  • ストーリーズ・リール・TikTok

    横長の写真を9:16の縦長に切り抜き、スマホの画面いっぱいに映す部分を自分で選べます。

  • サムネイルとスライド

    16:9に切り抜けば、YouTubeやプレゼンソフトで黒い帯が入ったり被写体が欠けたりしません。

  • ロゴや透過PNG

    ロゴや切り抜き素材のまわりの余分な透明部分を、透過を保ったまま取り除けます。

  • 写真プリント

    KG判なら3:2、六切りなら4:5に切り抜いておくと、プリント時に端が勝手に切られるのを防げます。

  • スクリーンショットやスキャン

    ブラウザのバーや背後のデスクトップ、スキャナーの余白を取り除けます。

よくある質問

画像を16:9にトリミングするには?

縦横比で16:9を選び、残したい部分に枠を移動して、角を画像の端まで広げてから「画像を切り抜く」を押します。元の解像度のまま16:9の画像になります。1920×1080や1280×720のような決まったピクセル数が必要なら、続けてサイズ変更してください。

ストーリーズやTikTok用に9:16で切り抜くには?

9:16を選びます。横長の写真では枠が縦長の帯になるので、左右に動かして画面に映す部分を選んでから切り抜きます。ちょうど1080×1920にしたいときは、結果を画像サイズ変更で1080×1920にしてください。

3:2・2:3・4:5の違いは?

3:2は横が縦の1.5倍の横長で、一眼カメラの写真やKG判プリントの形です。2:3はそれを縦にしたもので、Pinterestのピンや縦向きのプリントに使われます。4:5はもっと正方形に近い縦長で、インスタの縦長投稿や六切りのプリントに使われます。

PNGの透過を保ったままトリミングできますか?

はい、そのままトリミングするだけです。PNGはPNGのまま劣化なしで保存され、選択範囲内の透明なピクセルは透明のまま残ります。白い背景が付くことはありません。WebPも同じです。JPGに変換した場合にだけ透明部分がなくなります。

Macのプレビューで切り取るのと何が違いますか?

プレビューの「ツール」→「切り取り」でも範囲は切り抜けますが、4:5や9:16のような比率で枠を固定することはできません。このページはMacのSafariやChromeで開けば、インストールなしで使えます。

切り抜いた部分の鮮明さは元のままですか?

元のままです。拡大縮小をせずに元の解像度のままコピーするので、元と同じ鮮明さです。PNGは劣化なしで保存し、JPGとWebPは画質92%で保存し直しますが、写真で見分けられる差ではありません。失われるのは選択範囲の外側だけです。

切り抜いたあとのピクセル数を決められますか?

切り抜きは選択範囲のピクセル数をそのまま使います。範囲のピクセル数は表示されるので目安に合わせられ、矢印キーで微調整もできます。決まった幅と高さにするには、切り抜いたあと画像サイズ変更を使ってください。

「円形」で切り抜いたのに白い四角に見えます

円の外側は透明なPNGになっていますが、表示するアプリの背景が白いと白く見えます。JPGに変換すると透明部分が失われるので、PNGのまま使ってください。

SVG画像もトリミングできますか?

このツールでは開けません。対応しているのはJPG・PNG・WebP・HEICです。SVGをベクターのまま切り抜くには、InkscapeやFigma、IllustratorなどでアートボードやviewBoxを変更します。画像として使えればよい場合は、SVGをPNGに書き出してからここでトリミングしてください。透明部分は保たれます。

証明写真のサイズにトリミングできますか?

比率を合わせて切り抜き、そのあとサイズ変更すれば作れます。たとえば縦4cm×横3cmなら3:4で切り抜き、300dpiの場合は354×472ピクセルにします。顔の大きさや背景などの規定はツールでは確認しないので、提出先の条件を必ず確認してください。

無料で使えますか?ファイルはアップロードされますか?

無料で、登録も不要です。選んだ範囲を切り出す作業はこのページの中で終わり、写真がサーバーへ送られることはありません。手元の元ファイルも書き換えられません。